防災グッズ「タタンdeタンク7」を使ってみたら割と良かった件
今年は台風15号、19号が猛威をふるいました。その後の大雨と含めて、被害に会われた方々のご冥福と、一日も早く平穏な生活を取り戻せること、心からお祈りしています。
さて、台風19号が首都圏直撃という予報だったので、昨年購入したものの使ったことのない、たためる水タンク「タタンdeタンク7」を今回初めて使ってみることに。利用してみて初めて分かることもあったので、その使用感を共有したいと思いました。
お持ちの方、これから購入する方、ご参考ください。
扱いやすい大きさ、綺麗にたためて本棚にしまえるサイズはいい感じ
このタンク、スタンバイ時のサイズはB5の雑誌と比較して少し大きいくらい。
素材は結構固くて厚めのポリエチレンです。
これを膨らんだ状態にすると、約7Lの水を貯めることができます。
20Lのタンクと比べると物足りなく感じますが、非常時に女性も持ち運べるサイズと考えると丁度いいと思います。
が、とても硬い! 完全にふくらませるにはコツがいる
注意点として、タンクの素材が硬いため、水を入れただけでは完全に膨らみません。
水を入れた後に上部にある持ち手と栓を持って下に押し込むと、側面の折りたたまれた部分が出てきます。
押し込むことでタンク内に隙間ができるので、そこに水を入れて再度押し込む。
この動作を2,3回繰り返すとタンクが満杯になります。
そんな仕組みのため、給水所で膨らませると後ろの人を待たせてしまうかもしれないね、とみんなで話していました。
でも、栓を閉じたまま押し込むことである空気のみでも程度膨らませられることもわかったので、予め膨らませてから列に並べば良いし、今回の様に台風に備える場合には、予測ができるので役に立ちそうです。
商品ページとスペックなど(アフィリエイトではありませんよ。)
https://item.rakuten.co.jp/e-squ/n0001529402/?gclid=EAIaIQobChMI3-36sZ7V5QIVE62WCh3YLQPTEAYYASABEgKESfD_BwE&scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_010001868
台風、水と風に備える
メディアでもネットでも沢山情報が出ていますが、弊社で対策したのは主に以下のようなことでした。
- 窓に養生テープを貼って割れたときの飛散防止に
- ベランダの植木鉢などを全て社内に入れておく
- ポリタンク(タタンdeタンク7)に水を貯めておく
- お風呂いっぱいに水を貯めておく
- 仕事用PCなど大事なものを壁や窓から離す
- キッチン以外のブレーカーを落とす
など「もしも」に備えての対策を行いました。
幸い台風による被害はありませんでしたが、養生テープが近所の店でも売り切れてあちこち探し回ったり、ブレーカーを戻してもUPSが復旧しない、大変!ネットが繋がらないなど、実際にやってみて気づいたことがいろいろありました。定期的に確認しておくことは大事ですね。
温暖化が台風を激甚化させる構造
温暖化による異常気象は、異常ではなく毎年起こるものになってしまいました。
災害へ備えることはもちろんですが、温暖化そのものをこれ以上ひどくしないために、省エネ活動も本当に重要です。私たちがお手伝いしているイーズ未来共創フォーラムのサイトでは温暖化と異常気象のつながりをわかりやすく説明した資料(PDF)が公開されています。
https://www.es-inc.jp/tools/2019/tls_id010132.html
できるだけゴミを出さない、使用電気を節約するなどは、気持ち良い生活につながりますし、防災対策といっしょに、温室効果ガスの排出を少しでも抑えるため、家族でできること、会社でできることを一つでも増やしませんか?
斉藤